対象者
- Flutterのpubspec.yamlのバージョンを上げるのが面倒くさい人
はじめに
Flutterで完成したアプリをストアに転送しますが、pubspec.yamlの「version: 0.1.4+37」を更新し忘れて、怒られることありませんか。私はよくあります。
そのため、自動でバージョンを上げてくれるパッケージはないかと探しました。そして見つけました。コマンドラインで実装している方もいましたが、そこまでの根性はなかった。
検索すると、「アプリがバージョンアップされたので、ストアを開く」パッケージはたくさんあったけど、バージョンを上げるやつは英語力のせいか見つけるのが難しかったです。
インストール
flutter pub add pub_version_plus --dev
バージョン1.0.2がインストールされた。最新の1.1.0に使用とすると、エラーが出力された。なんか不整合があったかな。
実行
versionの形式は以下の通り:
version: major.minor.patch+build
コマンドで「flutter pub run pub_version_plus:main 上げたいところ」とすると、指定のバージョンの箇所が1つ上がる。
ビルドバージョンを上げたいとき
flutter pub run pub_version_plus:main build
パッチを上げたいとき
flutter pub run pub_version_plus:main patch
もちろん、majorとminorもできる。しかし、さすがそこは手動でやろうかと。
まとめ
以上で、コマンドラインでバージョンを上げてくれるパッケージが使えるようになりました。もちろんこれだけでは、自動化にはなりません。
私はmelosでビルドを行ってます。その中のビルド時のコマンドに組み込んで、自動化します。
参考
- パッケージの公式サイト: pub_version_plus