【Flutter】ユーザにAndroidでDebugViewを協力してもらう

対象者

  • 一般ユーザにAndroid端末のテストを手伝ってほしい開発者
  • PCとAndroid端末はあるが、Flutter開発環境はない一般ユーザ
  • 他の人にAndroid端末でデバッグしてほしいが、説明するのが面倒なワイとその同僚

はじめに

Flutterアプリの開発において、自分の端末だけでのテストでは不十分なことがよくあります。Android端末はその種類が豊富で、異なるデバイスで異なる挙動を示すことがあります。特に、開発者の手元にない端末での動作確認は、アプリの品質を保証する上で欠かせません。

このため、遠隔地にいるユーザーにもデバッグを手伝ってもらう必要があります。しかし、非技術者にとっては、デバッグプロセスが複雑であることが多く、その障壁を低減するためには、明確で簡潔な手順書が必要です。そこで、今回はFlutterアプリをFirebaseのDebugViewでAndroid端末で確認するための手順を簡単にまとめました。この手順に従えば、開発者とユーザーが連携して、効率的にデバッグを進めることができます。

開発者側の作業

  1. コマンドプロンプトまたはターミナルを開きます。
  2. Flutterプロジェクトのディレクトリに移動します。
  3. flutter build apk --debug main.dart コマンドを実行して、デバッグバージョンのAPKをビルドします。
  4. 使ってほしいユーザにAPKを渡し、パッケージ名をおしえます。

ユーザ側の作業

FlutterアプリのFirebase DebugViewでの確認手順

1. ADBのインストール

  1. Android Developerの公式サイトにアクセスします。
  2. 「SDK Platform-Tools for Windows」または「SDK Platform-Tools for Mac」をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを解凍する。その中に開発者からもらったAPKを入れる。

参考:Android Studioをインストール済みでれば、adbは以下に入っていた
C:\Users\[user]\AppData\Local\Android\Sdk\platform-tools
~/Library/Android/sdk/platform-tools

2. Android端末の開発者モードの有効化

  1. Android端末の「設定」アプリを開きます。
  2. 「端末情報」または「電話について」を選択します。
  3. 「ビルド番号」を7回連続でタップします。
  4. 「システム→開発者向けオプション」が設定メニューに表示されるので、それを開きます。
  5. 「開発者向けオプションを使用」「USBデバッグ」を有効にします。

3. デバイスへのアプリインストール

  1. コマンドプロンプトまたはターミナルで adb devices -l を実行して、接続されているデバイスのリストを表示します。
  2. デバイス名を確認し、adb -s [device name] install [debug-version].apk コマンドを実行して、アプリをインストールします。

4. Firebase DebugViewの確認

  1. adb shell setprop debug.firebase.analytics.app [package名] コマンドを実行して、Firebase DebugViewの閲覧を開始します。
  2. アプリを操作し、Firebase ConsoleのDebugViewでイベントが表示されることを確認します。
  3. 確認が終わったら、adb shell setprop debug.firebase.analytics.app .none. コマンドを実行して、DebugViewの閲覧を終了します。

これで、FlutterアプリがFirebaseのDebugViewで正しく動作するかを確認できます。手順に従って操作を行ってください。

まとめ

この記事では、Flutterアプリのデバッグを、多様なAndroid端末で行うための手順を紹介しました。ADBのインストールから始まり、アプリのビルド、デバイスへのインストール、Firebase DebugViewでの確認まで、ステップバイステップで説明しました。また、Android端末を開発者モードにする方法も含め、非技術者でも容易にデバッグ作業に参加できるように配慮しました。

この手順を通じて、開発者は遠隔地のユーザーと効率的に協力し、アプリの品質を向上させることができます。異なる端末での動作確認は、アプリの安定性とユーザー体験の向上に直結します。今後も、このような協力的なデバッグプロセスが、アプリ開発の質を高める重要な要素となるでしょう。

参考

対象者

  • 一般ユーザにAndroid端末のテストを手伝ってほしい開発者
  • PCとAndroid端末はあるが、Flutter開発環境はない一般ユーザ
  • 他の人にAndroid端末でデバッグしてほしいが、説明するのが面倒なワイとその同僚

はじめに

Flutterアプリの開発において、自分の端末だけでのテストでは不十分なことがよくあります。Android端末はその種類が豊富で、異なるデバイスで異なる挙動を示すことがあります。特に、開発者の手元にない端末での動作確認は、アプリの品質を保証する上で欠かせません。

このため、遠隔地にいるユーザーにもデバッグを手伝ってもらう必要があります。しかし、非技術者にとっては、デバッグプロセスが複雑であることが多く、その障壁を低減するためには、明確で簡潔な手順書が必要です。そこで、今回はFlutterアプリをFirebaseのDebugViewでAndroid端末で確認するための手順を簡単にまとめました。この手順に従えば、開発者とユーザーが連携して、効率的にデバッグを進めることができます。

開発者側の作業

  1. コマンドプロンプトまたはターミナルを開きます。
  2. Flutterプロジェクトのディレクトリに移動します。
  3. flutter build apk --debug main.dart コマンドを実行して、デバッグバージョンのAPKをビルドします。
  4. 使ってほしいユーザにAPKを渡し、パッケージ名をおしえます。

ユーザ側の作業

FlutterアプリのFirebase DebugViewでの確認手順

1. ADBのインストール

  1. Android Developerの公式サイトにアクセスします。
  2. 「SDK Platform-Tools for Windows」または「SDK Platform-Tools for Mac」をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを解凍する。その中に開発者からもらったAPKを入れる。

参考:Android Studioをインストール済みでれば、adbは以下に入っていた
C:\Users\[user]\AppData\Local\Android\Sdk\platform-tools
~/Library/Android/sdk/platform-tools

2. Android端末の開発者モードの有効化

  1. Android端末の「設定」アプリを開きます。
  2. 「端末情報」または「電話について」を選択します。
  3. 「ビルド番号」を7回連続でタップします。
  4. 「システム→開発者向けオプション」が設定メニューに表示されるので、それを開きます。
  5. 「開発者向けオプションを使用」「USBデバッグ」を有効にします。

3. デバイスへのアプリインストール

  1. コマンドプロンプトまたはターミナルで adb devices -l を実行して、接続されているデバイスのリストを表示します。
  2. デバイス名を確認し、adb -s [device name] install [debug-version].apk コマンドを実行して、アプリをインストールします。

4. Firebase DebugViewの確認

  1. adb shell setprop debug.firebase.analytics.app [package名] コマンドを実行して、Firebase DebugViewの閲覧を開始します。
  2. アプリを操作し、Firebase ConsoleのDebugViewでイベントが表示されることを確認します。
  3. 確認が終わったら、adb shell setprop debug.firebase.analytics.app .none. コマンドを実行して、DebugViewの閲覧を終了します。

これで、FlutterアプリがFirebaseのDebugViewで正しく動作するかを確認できます。手順に従って操作を行ってください。

まとめ

この記事では、Flutterアプリのデバッグを、多様なAndroid端末で行うための手順を紹介しました。ADBのインストールから始まり、アプリのビルド、デバイスへのインストール、Firebase DebugViewでの確認まで、ステップバイステップで説明しました。また、Android端末を開発者モードにする方法も含め、非技術者でも容易にデバッグ作業に参加できるように配慮しました。

この手順を通じて、開発者は遠隔地のユーザーと効率的に協力し、アプリの品質を向上させることができます。異なる端末での動作確認は、アプリの安定性とユーザー体験の向上に直結します。今後も、このような協力的なデバッグプロセスが、アプリ開発の質を高める重要な要素となるでしょう。

参考